2025年3月13日、FSCジュニア・アンバサダーの聖霊中学校生徒会執行部の皆さんが、名古屋市立伊勝小学校の小学6年生の全児童64名と教員2名を対象にワークショップを実施しました。ワークショップでは、FSCマークについての説明や、FSCマークに親しんでもらうためのゲームを実施しました。

クイズを交えて楽しくFSCマークについて説明

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FSCマークの説明では、小学生の皆さんに興味を持ってもらえるように、クイズ形式で説明を行いました。元々FSCマークを知っている方が多かったようですが、FSCマークの意味や重要性についてより深く理解してもらうことができました。

子供達が楽しく学べるよう、ゲームで工夫

また、ボーリングや神経衰弱、コリントゲームをアレンジしたゲームを行い、FSCマークが付いた製品がどのようにして私たちの手元に届くのか、どんなものにFSCマークがついているのか、FSCマークがどのように森林を守ることにつながっているのかをゲームを通じて体験してもらいました。ゲーム終了後には、その体験から学べることについて詳しく解説も行いました。

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S__25616400_0.jpg ボーリングでは、森林を破壊する恐れのある、山火事の火やノコギリなどをピンに例え、そのピンをボールで倒すことで、森林破壊の原因について触れてもらいました。

神経衰弱では、FSCマークがついている製品とついていない製品を描いたカードを用意し、FSCマークがついているものどうしをペアにして見つけてもらうことで、身近なものにFSCマークがついていることを知ってもらいました。

さらに、コリントゲームではボードにFSC認証紙が完成されるまでの道のりを描き、正しい道を通ってビー玉を運ぶことで、どのようにFSC認証紙が作られているのかを学べるようにしました。

話を聞くだけではつまらなく、また内容を理解することが難しいことから、遊びながら学ぶことで頭や体を使いながら楽しくFSCについて知ることができるよう工夫しました。実際に遊んでもらいその後に詳しい解説をすることで、楽しさと学びを融合させ、FSCへの関心を高めてもらう工夫を凝らしました。

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小学生の皆さんは、説明の間に質問やクイズを出すと、全員が元気よく答え、終始楽しそうに参加してくれました。ゲームでは、友達と競い合いながら取り組んでいたり、同じゲームに何回も挑戦して記録を伸ばそうとしていたり、とても積極的に取り組んでくれました。

アンケートでは「説明やスライドがわかりやすかった」、「ゲームが楽しかった」など嬉しい感想を多くいただき、ジュニア・アンバサダー本人達も楽しみながら活動を行うことができました。今後もこの経験を活かし、1年間の任期を通じてFSCジュニア・アンバサダーとしてFSCマークの普及活動に取り組んでいきます。

FSCジュニア・アンバサダーに関するお問い合わせは河野(e.kohno@jp.fsc.org)までご連絡ください。