FSCグローバル戦略2021-2026
FSCグローバル戦略2021-2026(森林管理の価値と恩恵を示す)は2020年11月16日から20日に開催された第86回国際理事会で承認されました。2年間に渡る戦略策定プロセスを経てようやく完成した本戦略は、2026年までのFSCの方向性と、目指す成果を定めています。この戦略は以下の2050年ビジョンを実現するための具体的な戦略です。
2050年ビジョン:地球の生命の存続を支える復元力のある森林
~森林の本当の価値が認知され、世界中の社会に浸透している新たな模範の実現~
国際理事会 議長のBarbara Brambleと戦略計画委員会 議長のAl Thorneは、序文の中で次のように述べています:「これらの新しい戦略的な方向性に向かうための基礎として、グローバル戦略2021–2026では、FSCの組織としてのルーツにあらためて向き合っています。つまり戦略ではFSCのコミットメントである、環境、社会、経済的な価値と恩恵をもたらすことのできる復元力のある適切な森林管理を推進することが再確認されています。戦略では、FSCの特徴であるマルチステークホルダーによるガバナンスの仕組みと世界中のパートナーのネットワークへの誇りが表されています。またFSCの中核をなす強みとして、協力してソリューションを生み出すコミュニティであることが示されています。世界の適切な森林管理のベンチマークを定め、森林と森林に依存する人たちに成果をもたらすために、私たちは様々な利害に関わる会員やパートナーを集めています。」
戦略の英語原文と日本語参考訳は以下からダウンロードいただけます。