信頼性を担保するための活動

森林から店頭まで、私たちはサプライチェーンの信頼性を保証します。FSCにとっての優先事項は透明性と単純化です。

信頼性

FSCは世界中の企業や消費者に、購入や販売している林産物が責任ある森林管理に由来することを保証しています。

FSC CoC認証によって、世界中の5万社を超える企業がFSC認証材の取引に関わっています。この世界で最も有名な森林認証制度を活用して、私たちは世界中のすべての規模の企業がサプライチェーン全域にわたってFSC認証材と非認証材を分別、識別するためのツールを提供しています。

CoC認証制度の進化と共に、私たちは過去25年の経験に基づき、より新しい技術を用いたより柔軟な仕組みを導入しています。私たちにとってFSCサプライチェーンの正確さと透明性は最重要事項です。このため、世界中で不正確な情報を伴うFSC取引に対処するための活動を行っています。

FSC認証サプライチェーン内で発生する不正確な情報をなくしていくことは必須です。特にリスクの高いサプライチェーンにおいてこれは重要です。取引情報の照合はFSC CoC規格に規定されている、取引情報の妥当性を検証するための手続きです。

樹種同定技術は木材の樹種と伐採地を追跡することを可能とします。木材解剖学的手法によって木材の科、属の情報や状況次第では種の情報も同定することが可能です。

私たちは、米国森林局の森林製品ラボ、世界資源研究所、Agrosiolabとキューガーデンと協力して木材サンプルライブラリーに基づくグローバルなオープンソースデータベースを構築しています。