宮城県では、県産広葉樹の活用を進めており、暮らしの中に広葉樹の製品を普及する取り組みを行っています。その一環として、宮城県庁2階の講堂前ロビーに、宮城県産広葉樹を使用したFSC認証の家具が設置されました。
宮城県庁2Fには、一般市民が利用する食堂やコンビニエンスストアの他、各種会議や講習会等が行われる講堂があり、これまで講堂前のロビーには長ベンチが設置されていましたが、食事や休憩の際に個別に座れる場所が欲しいとの要望に応え、新たに椅子やテーブルが導入されました。
椅子とテーブルは登米町森林組合が製作したもので、宮城県で見かけることができる広葉樹として、宮城県の木であるケヤキの他、コナラ、シデ、ホオ、クリ、サクラが使用されています。
特に窓際のカウンターテーブルに配置した椅子は、座板にそれぞれの木が使われており、背束は6種類の広葉樹を用いることで、宮城県の豊かな森林をイメージしたデザインとなっています。FSCマークの焼印のほか、樹種について詳しくない一般の方にも樹種の名前を知ってもらおうと、「樹種名 from TOME」の焼印が押されています。
登米町森林組合の家具に関するお問い合わせ
登米町森林組合では、他にも小泉誠氏がデザインを担当し、登米材の良さを余すところなく活かしたソファ、センターテーブル、キャビネット等を商品化しています。詳細はこちらのパンフレットをご参照ください。
その他、オリジナルの家具の注文もこちらから受け付けております。
登米町森林組合へのお問合せは以下までご連絡ください。
登米町森林組合(担当:會津様)
TEL 0220-52-2063
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