第4回FSCアワードを開催し、FSCジュニア・アンバサダー決定！

国際的な森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council®)の普及啓発を行うFSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会、代表:太田猛彦)は、全国の中学生・高校生を対象に、FSCマークの普及アイデアを募集する第4回 FSCアワードの最終審査会及び表彰式を2023年4月22日(土)~4月23日(日)に開催し、全国より163組271名の応募の中から、一次審査を通過した中学生の部の5組、高校生の部の5組、計10組が最終審査会に進出しました。

最終審査会では、各部門ごとに中高生の皆さんから最終プレゼンを実施し、身近な人たちと楽しみながら実践できるゲーム性の高いアイデアや、地域の方々と協力したり日本の伝統文化を活用したアイデアなど多岐に渡る大変ユニークかつ実践的な素晴らしいアイデアが披露されました。

審査は大変な接戦となり、慎重な審査の結果、第4回FSCアワードの各部門の最優秀賞を決定しました。中学生の部の最優秀賞は都内の中学校、高校生の部は京都の高校がぞれぞれ受賞し、両校の皆さんは、 FSCジュニア・アンバサダーとして、FSCジャパンと共に様々な広報活動や受賞作品を実現するプロジェクトにチャレンジします。

総評では、審査員の皆さんから学生の皆さんへの感謝の気持ちや労いの言葉、今後の活動への期待を込めたアドバイスなどが送られ、大人の皆さんにとっても大変有意義な時間となりました。

審査委員長も務めたFSCジャパン事務局長の前澤は、「どの作品も甲乙つけがたく、非常に苦い選択であった。惜しくも受賞を逃した学生も自信を持っていただき、我々FSCジャパンも皆さんと一緒に、ますますFSCマークの普及に向けて取り組んでいきたい」とコメントしました。

FSCジャパンでは、応募したアイデアを可能な範囲でご自身や周囲の方々と共に実施いただけることを期待しています。また、次回のFSCアワードへも多くの学生の皆さんのチャレンジを心よりお待ちしています。

各賞の受賞者は以下となります。

上田 桃加さん
木田 陽梨さん