こちらのニュースでもお知らせしている通り、FSC農薬指針は、完全実施のために、指針に基づく国際標準指標の策定と、その国内規格への反映を求めています。
この度FSCでは、この度FSCでは非常に危険な農薬使用に関する国際標準指標の第2草案を作成しまし、4月11日までパブリックコンサルテーションを実施しています。
コンサルテーションにはこちらからご参加ください(英語のみ)。
以下から草案の主要箇所にFSCジャパンが日本語参考訳を加えたファイルをダウンロードいただけます。
今後、こちらの草案をもとに国際標準指標(IGI)が作成され、それを受けて次に日本国内で国内規格に落とし込む作業が始まります。
草案には、既存の基準10.7項を置き換える指標がまずあり、その後にすべての非常に危険な農薬(HHP)を使用する際に満たさなければいけない、追加の指標があります。その後さらに、「哺乳類及び鳥類に対する急性毒性」「発がん性」のような危険性の種類ごとの指標があり、最後に附則Aとして危険性グループごとに、いくつかの農薬有効成分について、必要な個人防護具と医学的バイオモニタリング(人体への農薬の影響を調べるための血液、尿等の検査)及びその情報源が紹介されています。
林業にける農薬使用に関心のある方は、是非コンサルテーションにご参加いただけますと幸いです。