パッケージを中心に、紙ではかなり使われるようになってきたFSCですが、建材としての使用はまだごく限られています。建築物におけるFSC認証材の普及を推進するため、FSCジャパンは、2023年8月24日(木)〜8月25日(金)、東京ビッグサイトにて行われた、ジャパン建材株式会社主催第44回ジャパン建材フェア「~ROAD to 2030~ つなぐ今 つなげる未来」に出展しました。ジャパン建材フェアは日本全国から建築業界の最新情報を仕入れに建築関係者が集う恒例の一大イベントで、毎回2万人を超える来場者があると言われます。FSCジャパンは日本一のFSC認証林面積を誇る山梨県とブースをつなげ、協力してFSC認証をPRしました。今年はコロナ禍明けで来場者も多く、2日間のイベントを通して、広大なホールに来場した、工務店や販売店など様々な事業者と活発に情報を交換しました。
また、2日間で計4回、ジャパン建材主催の環境ミニセミナーでFSCジャパン事務局スタッフが「FSC®️認証材で森にも人にもやさしい建物を」をテーマに登壇しました。セミナーでは、FSC認証制度の概要やその広がりや認知度について説明し、今後建築でFSC認証材の使用を検討いただくにあたり活用いただきたい、プロジェクト認証の仕組みや事例を紹介しました。
FSCジャパンでは今後も、建築業界へのFSC認証材の認知の向上と普及の促進に注力していきます。