2014年6月2日リオデジャネイロ - 2016年リオ組織委員会が責任ある管理がされた有効な表記を伴った製品のみを調達することを保証するため、認証取得供給者とつなぐ目的でOCPが使用されます。このことにより、認証製品のみを使用するという組織員会の公約を守ることにつながります。
2013年12月に2016年リオオリンピック・パラリンピック組織委員会とFSCブラジルにより、組織委員会が調達する林産物はすべて認証されたものとするというアナウンスがされました。FSC認証製品の購入に関する厳格な情報を提供し、事務作業の時間を軽減するためにOCPが使用されます。
この目的を達成するために、FSCサプライチェーン品質マネージャーのEmily Crumley氏およびFSCブラジル技術調査官のFernanda Rodrigues氏がリオ組織委員会に対してトレーニングワークショップを開催しました。ワークショップは2014年5月5日にリオデジャネイロのリオ組織委員会本部で開催されました。
現在170社以上の認証取得者がOCPのテストを行い、OCPチームに対してフィードバックをしています。リオ組織委員会でもデモおよびライブバージョンを使用しており、認証材の購入をした際にはOCPに入力をする準備が整っています。
リオ2016組織委員会の持続可能性・利用可能性・レガシーヘッドであるTania Braga氏は以下のようにOCPを評価しています。「リオ2016組織委員会はCoC認証を受けている工場の認証製品のみを購入するという声明を発表しました。認証材の調達量や供給者の数を考えると、確実に供給者管理を行い、認証材のみを調達するためにOCPは必要不可欠なツールです」。
FSC オンラインクレームプラットフォーム (OCP)
過去20年に渡り、FSCラベルは世界中で認識される信頼のシンボルとなりました。28,000社以上の認証取得者が世界中にいる中で、FSC認証製品の取引数も拡大しています。FSC制度では認証製品を消費者に届けるためにCoC認証が必要不可欠です。
FSCでは供給者と顧客の認証製品の取引をオンラインで記録できるOCPというシステムを開発しました。OCPは2014年中はテスト期間です。リオオリンピックでのOCP使用もテストの一環です。
