FSC総会は通常3年おきに開催され、世界中の先住民族、環境団体、企業などのFSC会員が集まり、世界の森林と森林に依存する人々や動物のための責任ある未来について議論をします。

今回の総会は、元々2020年にインドネシア・バリで予定されていた総会が延期になった後に、2021年はバーチャル開催、2022年は対面とオンラインのハイブリッド開催という2本立てになりました。この度そのバーチャル総会が開催されました。
これまでも総会を通じて様々な学び、つながり、協力関係が築かれてきました。一方で現在の世界の状況を鑑みて、参加者の安全と健康を優先するため、今回のFSC総会はバーチャル形式で実施されることになりましたが、この形式は悪いことばかりではなく、今まで総会への参加が難しいと感じていた会員が自宅から参加することが可能となりました。2022年総会は当初の予定通りインドネシア・バリでの対面開催とオンラインでの参加もできるハイブリッド方式を採用する予定です。

この2021-2022総会に向けて、最終的に提出された63件の動議すべてが動議委員会によって承認され、12件は定款動議、51件は方針動議に分類され、その後動議は事務局によって提案されたテーマに基づき、グループ分けされ番号付けがされました。番号は優先順位を表すわけではありません。

その後FSC国際会員には2021年のバーチャル総会で投票を行う12件の動議を選択する機会が与えられました。会員によるすべての動議の優先順位付けが行われ、また動議提案者と支持者には2021年の投票がよいか、2022年のハイブリッド総会まで待ちたいか希望調査が行われました。このようなプロセスを経て、2021年のバーチャル総会で投票をする動議が決定しました。

以下から、2021年バーチャルFSC総会動議一覧がダウンロードできます。これは全動議の投票結果等の概要を日本語でまとめた資料です。FSC国際会員は動議の原文をこちらから確認することができます。

2021年FSCバーチャル総会報告.pdf
PDF, サイズ: 322.83KB

2021年FSCバーチャル総会 動議一覧

本資料は、2021年FSCバーチャル総会に提出された動議の投票結果をまとめ、FSCジャパンが参考訳を提供したものです。