FSCジャパンでは、全国のFM認証取得者や、FSC認証木材に関わるCOC認証取得者の皆様をはじめ、FSC認証にご関心のある皆様を対象に、FSC認証林における責任ある森林管理に関する有用な情報を提供するため、「責任ある森林管理のための勉強会」をオンラインで開催しております。
近年、国際的な生物多様性保全や「ネイチャー・ポジティブ」の潮流を受け、環境保全・自然保護に取り組む企業が増えてきています。森林保全においても、森林の内部にとどまらず、周辺の生態系とのつながりを視野に入れた、ランドスケープ・スケールでの取り組みが求められるようになっています。
本セミナーでは、生物多様性の専門家として長年にわたり企業や各種ステークホルダーと連携し、生態系保全に取り組んでこられた永石文明氏をお迎えし、流域の自然と人との関係性に注目した生態系保全の実践的な方法についてお話しいただきます。実際の事例を交えながら、「自然とのつながり」であるエコロジカル・ネットワークと、「人とのつながり」であるステークホルダー・エンゲージメントを両軸として捉えた、生物多様性のモニタリングと保全のあり方を考えます。
皆様お誘いの上、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
概要
日時:2025年8月27日(水)13:30~15:00
場所:オンライン開催(Zoom)
ご参加方法:以下のURLからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/3xOVGwLARxe63XAI6bmv6Q
※登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
※定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきますのでご了承ください。
※いただいた個人情報は、参加者を把握し、セミナーをより良いものにするために使用させていただきます。
※セミナーの資料は後日公開いたします。セミナーの録画はご登録いただいた方にのみ限定公開させていただきます。当日参加が難しい方も上記URLからご登録ください。
参加費:無料
参加資格:どなたでもご参加いただけます。
お問合せ先:c.mishiba@jp.fsc.org(三柴)
講師のご紹介

永石 文明 氏
立教大学兼任講師・株式会社エコロジーパス代表取締役。東京農工大学農学部での調査実習の講師を通して現場での自然保護や環境教育の研究に携わる。2002年より、立教大学にて自然保護、環境保全とコミュニティ形成の講義担当。日本に生息する生物を紹介する月刊誌「日本の生物」の編集長、国内で唯一のバードウォッチング専門月刊誌『バーダー』の編集長、「トトロのふるさと財団」の初代事務局長、株式会社クレアンCSRレポートコンサルタント、生物多様性コンサルタントを歴任し、2014年に株式会社エコロジーパスを起業。企業の生物多様性に特化した業務を開始。里山管理や河川の生物を対象とした環境教育をライフワークとする。日本生態学会・日本環境教育学会・日本鳥類標識協会・水生昆虫談話会会員。