オンラインセミナー

国際的な森林認証制度FSC(ForestStewardship Council)の普及啓発を行うFSCジャパン(特定非営利活動法人日本森林管理協議会、代表:太田猛彦)は、本年6月より開始したオンラインセミナー「責任ある森林管理のための勉強会」の第2回を「地域で望ましい林業のあり方とは」のテーマにて開催しました。

本勉強会は、全国のFM認証取得者や、FSC認証木材に関わるCOC認証取得者の皆様をはじめ、FSC認証にご関心のある皆様を対象に、FSC認証林における責任ある森林管理に関する有用な情報を提供するために企画したもので、第一回は、東京大学名誉教授であり、FSCジャパンの代表を務める太田より、「森林と土砂災害」をテーマに講演が行われました。

今回開催した第二回は、東京大学名誉教授であり、FSCジャパンの理事も務める白石則彦より、地理的制約が多い林業において、地域として課題に向き合い、連携して地域経済を支えていくための望ましい林業のあり方についての講演が行われ、103名の方々にご参加いただきました。
講演後に行われた質疑応答では、参加者から積極的かつ熱心な質問をいただき、大変盛況のうちに終了いたしました。
参加者からは「今後の林業を考えるうえでとても参考になった。」、「林業、林産業の現状や状況がよくわかった。」、「最新の研究事例について知ることができた点が良かった。」等のご意見をいただきました。

FSCジャパンでは、本年12月3日に、「山梨県とセブン&アイ・フードシステムズによるFSC認証材の活用事例」をテーマとした第3回を開催する予定となっています。

概要

○名称:責任ある森林管理のための勉強会 第2回
○テーマ:「地域で望ましい林業のあり方とは」
○開催日時:10月22日(金) 13:30~15:00
○開催内容:13:30-14:45 講演(白石則彦/東京大学名誉教授、FSCジャパン理事)      
      14:45-15:00 質疑応答
○形式:オンライン開催(Zoom)
○申込方法:指定のURLからの申し込み(定員になり次第申込は終了)
○参加資格:特になし
○参加費:無料
○主催:FSCジャパン

※スピーカーやテーマ等に関するご意見、ご要望は、FSCジャパン・三柴(c.mishiba@jp.fsc.org)までお願い致します。

【FSCジャパンニュース】 第二回オンラインセミナー「地域で望ましい林業のあり方とは」を開催.pdf
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