FSCミックス表示は製品上に表示され、少なくともその製品の木質原材料の70%はFSC認証材、又は回収材であり、残りの30%は管理木材であることを意味しています。

この閾値は2011年に50%から70%に変更されましたが、調達における問題から、388社に対し2015年12月31日まで50%の閾値でFSCミックス表示を使うことが許されていました。

多くの企業は生産現場において70%の閾値、あるいはそれ以上の割合を実現するために大変な努力をしてきましたが、工場付近の認証林が限られるためまだ閾値に達していません。

これに対し2015年11月20日、利害関係者へのコンサルテーションを経て、FSC本部理事会は現在進行中のCoC規格改定プロセスに合わせ、登録された企業に対し、期限延長を許可することを決定しました。また、期限満了時に存在する在庫についての限定的期限延長などの措置も明記されています。

2016年7月予定の改定CoC規格の発効後、全ての企業はパーセンテージシステムに基づき生産された全ての製品について70%の閾値を満たさなければならなくなります。

詳細はディレクティブFSC-DIR-40-004に含まれているアドバイスノートADVICE-40-004-03でご覧いただけます。このディレクティブは下記リンクからダウンロードいただけます。

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