Subhra Bhattacharjee氏は、気候変動と持続可能な開発に関する公共政策とプログラムにおいて20年以上の経験を有しており、世界各国の政府、NGO、学術機関、民間部門と緊密に連携してきました。国連での勤務経験があり、それ以前はインド準備銀行(Reserve Bank of India)に勤務していました。また、学術機関での勤務経験もあります。
Bhattacharjee氏は、ジャワハルラール・ネルー大学で経済学の修士号、アイオワ州立大学で経済学の博士号を取得しています。
FSC国際理事会の議長であるStuart Valintine氏は、「Subra氏は優れたリーダーシップと国際開発における豊富な専門知識と経験をもっており、それらはFSCが重要な岐路に立つ今、新事務局長として組織を導く上で大変重要な資質となるでしょう。」と述べています。
Bhattacharjee氏の野心的なビジョンは、FSCのミッションと将来目標と一致しており、会員やネットワーク、パートナーの皆様と手を携え、保全と持続可能性を推進する、責任ある森林管理を世界に広げることを目指しています。
Bhattacharjee氏は、今回の事務局長就任について次のようにコメントしています。「事務局長としてFSCに加わることは、とても光栄です。現在進んでいる地球規模の気候変動と生物多様性の危機を緩和するために、私たちは早急に行動を起こさなければなりません。そして、森林に依存する地域社会への配慮を伴う森林の保全、復元、持続可能な利用は、この取り組みにとって極めて重要です。この点において、今日、FSCのミッションと役割はかつてないほど重要性を増しています。私は、FSCコミュニティの皆様、そしてパートナーと協力し、持続可能な開発への森林の貢献を最大限に高めていけることを楽しみにしています。」
退任するKim Carstensen事務局長は次のように述べています。「森林を守りながら世界の林産物に対する需要を満たすというグローバルなビジョンを指針として、FSCは過去12年間、持続可能な地球の実現に向けて多大な貢献をしてきました。私は、この重要な役割においてSubhraが大きな成功を収めることを願っています。彼女の専門知識とビジョンは、まさに、現代の最も差し迫った課題に対する解決策をFSCが提供し続けるために必要なものです。」
Bhattacharjee氏の就任により、組織に新たな視点と活力がもたらされ、世界の責任ある森林管理を推進し、その長期的な回復力を確保するというFSCのミッションを前進させる新たな段階に入ります。
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