FSCオランダの事務局長であるWyke Smitは次のように述べています。「調達方針の原則には生物多様性の保全や先住民族が森林管理にしっかりと関与していることなどが求められており、この度FSCがすべての原則に対して満点を得たことを誇りに思っています。私たちの政府や企業に対するアドバイスとしては、TPACの持続可能な森林管理の原則9つをすべて満たす木材を調達してほしいということです。」
TPACによる評価には持続可能な森林管理の指標だけでなく、サプライチェーンや認証制度の維持のための指標も含まれます。今回の評価にあたりTPACではドイツ、インドネシア、ガボン、スウェーデンの4か国のFSC国内FM規格を評価しています。
TPACによる責任ある森林管理制度の評価は5年ごとに実施されます。FSCにとって今回は2回目の評価でした。
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