2013年5月23日、グリーンピース、WWFインドネシア、レインフォレスト・アクション・ネットワークは、FSCとAPRILグループとの関係についてFSCに苦情を申し立てた。

FSCは紛争解決システムに従って苦情対応プロセスに取りかかり始めた矢先、2013年6月14日、APRILの子会社らが、FSCアジアパシフィック・オフィスとFSCチャイナ・オフィスを通して、FSCインターナショナルに対しFSC認証(全てCoC認証)の取り下げ要請を行った。

取り下げを要請した理由については明らかにされていない。


FSC認証の取り下げには、公式には認証取得者が認証機関(今回の場合、Bureau Veritas、SGS香港、QMI Sai Global)と手続きを行う必要がある。よって、FSC国際事務局がレターを受理したとはいえ、契約関係の完全停止にはもうしばらく時間がかかるだろう。

また、APRILのFSC認証取り下げ要請が法的に有効となった時点で、FSCとAPRIL間の関係は終了する。こうした新たな動きがあったため、苦情解決プロセスは、未決定のまま一時停止となり、今後の適切な方針に関する内部の議論が保留されることになった。

FSC国際事務局は次の対応が決まり次第、追って情報を提供する。

詳細は国際事務局のページをご覧下さい(英語)。
https://ic.fsc.org/newsroom.9.415.htm