国際建設林業労働組合連盟(BWI)および国際労働組合総連合(ITUC) VS フィジーの認証取得者(Fiji Pine、Tropik Wood Industries、Tropik Wood Productsの3社)
2015年5月1日にFSCは、国際建設林業労働組合連盟(BWI)および国際労働組合総連合(ITUC)によって提出されたフィジーの認証取得者(Fiji Pine、Tropik Wood Industries、Tropik Wood Productsの3社)に対する「組織とFSCとの関係に関する指針」の違反報告を受理しました。
報告によると、「組織とFSCとの関係に関する指針(FSC-PRO-01-004)」のうち、ILO基本条約87号「結社の自由及び団結権の保護に関する条約」および98号「団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約」についてフィジーの国内法は摩擦があり、上記3社はこれらに違反しているとされています。
FSC認証制度における「組織とFSCとの関係に関する指針」に関する苦情処理手順(FSC-PRO-01-009)に従い、FSC本部では社会、環境、経済バランスの取れた3名のメンバーから成るパネルを任命し、2016年1月には苦情に対する調査が開始される予定です。調査結果はFSC国際理事の意思決定のために提示されます。
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WWFドイツ VS 認証取得者(Holzindustrie Schweighofer)
2015年11月24日にFSCは、WWFドイツによって提出されたFSC認証取得者(Holzindustrie Schweighofer)に対する「組織とFSCとの関係に関する指針」の違反報告を受理しました。
報告によると、Holzindustrie Schweighoferはルーマニアにおいて「組織とFSCとの関係に関する指針(FSC-PRO-01-004)」への違反のひとつである違法伐採に関わっているとされています。
FSC認証制度における「組織とFSCとの関係に関する指針」に関する苦情処理手順(FSC-PRO-01-009)に従い、FSC本部では社会、環境、経済バランスの取れた3名のメンバーから成るパネルを任命し、2016年4月には苦情に対する調査が開始される予定です。調査結果はFSC国際理事の意思決定のために提示されます。
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