協定は、2015年4月24日にコンゴ共和国ブラザビルの森林経済および持続可能な開発省大臣であるHenri Djombo氏とFSC事務局長のKim Carstensenにより調印されました。協定では次の分野での協力が合意されています:
- FSC認証材と認証製品を世界市場に売り出す。
- FSC規格に基づく森林管理とCoCの認証制度を推進する。
- 木材と木材製品の地域や世界の市場、そして森林認証、特にFSC認証について利害関係者に情報発信する。
- FSC認証規格と審査手順を地域に適合するよう順応させる。
- 特に森林認証の分野において利害関係者間の能力強化をする。
- 共同プロジェクトが可能となるように様々な出資者から資金を調達する。
この協力協定は、2000年にコンゴ共和国により採用された持続可能な森林管理方針の履行に貢献し、戦略的な優先事項である森林コンセッション(伐採権所有地)の持続的管理と森林ガバナンスの向上に寄与するでしょう。
2001年に森林経済および持続可能な開発省が始めた森林管理プログラムの第1次管理計画の履行により250万ha近い森林がFSC認証林となりました。これはコンゴ盆地のFSC認証林の半分にあたります。
2012年から2016年の国内開発プログラムにおける政府の目標は、すべての森林コンセッション(伐採権所有地)(約1100万ha)の半分を認証林とすることです。
元の記事(英語):https://ic.fsc.org/newsroom.9.1180.htm
