先日、こちらのニュースでお知らせした通り、FSCは、これまで認証機関ごとに異なっていたFM審査レポートのテンプレートを標準化することで、よりよいデータ管理および分析が可能となるよう、デジタル審査レポートプロジェクトを進めてきました。

この度、認証機関向けのアドバイスノートであるADVICE-20-007-20の発行により以下の要求事項が定められました。

  • フェーズ1:2021年1月1日から統一テンプレートの使用が義務化されます。
  • フェーズ2:2022年1月1日から統一テンプレート内のデータとFSCデータベースの情報同期が義務化されます(認証機関による作業)。

日本語版を含む、統一テンプレートはこちらのページからダウンロードできます。

2022年から始まる、レポート内データと、FSCデータベースの同期によって、毎年の審査の際に最新情報がデータベースからレポートテンプレートに差し込まれ、また審査後にはレポート上で修正された情報に基づき、FSCデータベースの情報が自動更新されるようになります。また審査レポートのあらかじめ用意されている入力フィールドに入力された情報のうち、公開用概要に含まれるものは自動的に拾われて、公開用概要に反映されます。