テトラパック社のすべて再生可能なカートンが誕生したことにより、環境に配慮したパッケージの市場は新たな局面を迎えました。フィンランドでは3月中旬までにこのカートンが使用されたValio Eila®という牛乳が店頭に並びます。その後、消費者の反応次第でValio社のその他の製品にもこのカートンを使用するか決定されます。

Valio社のマーケティングディレクターであるElli Siltala氏は次のように語っています。「Valioはパッケージの原材料において、再生可能な資源の割合を増やしていきます。今回すべて再生可能なパッケージを用いて我々の製品を提供できたことを誇らしく思います」。

Tetra Rexの供給者であるテトラパック社は2007年からFSCラベル付きカートンを製造しています。グローバル企業である同社にとって再生可能性は持続可能性の中心をなしています。テトラパック社はこれまでに様々な供給者、顧客、消費者、NGOなどと協力をして責任ある森林管理や再生可能原材料の価値について普及啓発をしてきました。テトラパック社は再生可能な資源を重視するだけでなく、具体的に自身の紙調達を100%FSC認証製品にするという目標を立てています。

FSCフィンランドのディレクターであるAnniina Kostilainen氏は次のように語っています。「日常的に目にする商品において責任あるパッケージが増えることを嬉しく思います。フィンランドの消費者がこの新しい選択肢を歓迎することを期待しています。フィンランドではFSC認証製品のバラティエが年々増えており、我々も消費者が責任ある選択をするために役立ちたいと考えています」。


テトラパック社の責任ある森林管理に対する宣言について(英語のみ)

  • http://www.tetrapak.com/environment/forestry-and-fsc
  • http://sustainability.tetrapak.com/paperboard

FSC認証パッケージのメリットについて(英語のみ)

  • http://benefitsforbusiness.fsc.org/sector-benefits.3.htm

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