フランス語をFSCの公用語にする動議は過去の総会でも複数回提案され、否決されてきました。今回の総会ではこれまでになく多くの会員がアフリカから会場に参加し、言語の問題がアフリカ、特に世界的に重要なコンゴ盆地の熱帯林におけるFSCの普及に大きな障害となっていることを説明し、フランス語の公用語としての採用を必死に訴えました。FSC国際事務局長のKim Carstensenも、既に総会ではフランス語の同時通訳も用意されており、事務局としても大きな問題がないことを説明。翌日の総会で動議が可決されたことが発表されると、大きな拍手に会場が包まれる中、動議の提案者や賛同者が喜びに抱き合う姿が見られました。