この度FSCは、欧州委員会によってEUの「森林と林業のステークホルダープラットフォーム(Forest and Forestry Stakeholder Platform)」のメンバーに選ばれました。プラットフォームにおいては、Senior Research Relations ManagerのDr. Marion KarmannとLead EU Affairs & EngagementのMatteo MascoloがFSCを代表します。

プラットフォームの目的は、森林と林業に関する知見を収集することです。プラットフォームのメンバーは2030年の実施に向けたEU森林戦略や、欧州の森林をよりよく監視・保護するための政策、そしてより自然に近い林業について議論します。

Matteo Mascoloは次のように述べています。「私たちはこのプラットフォームの正式なメンバーに選ばれたことを嬉しく思います。FSCは、森林における経済的、社会的、環境的な利益バランスを現場で30年にわたり取ってきた経験を持つマルチステークホルダー組織として、森林を強靭なものにするというEUと同じ目標の下で活動してきました。私たちには知識、情熱、データ、専門知識があり、それらを欧州委員会と共有することを約束します。」

プラットフォームの主な責務は、既存の法律、プログラム、政策の実施において欧州委員会を支援するとともに、欧州加盟国との協調を促進し、意見交換を促進することです。

Matteo Mascoloは次のように続けています。「私たちFSCは、企業、NGO、先住民族コミュニティと日々協働しており、意見が分かれることに抵抗はありません。私たちは積極的にコンセンサスを形成し、森林の解決策を現場で実践しています。」

FSCは既にEUDR(EU森林減少フリー製品に関する規則)のように、いくつものEUの森林関連の方針を支持しています。

森林と林業のステークホルダープラットフォームの最初のミーティングは2023年9月11日に行われました。同プラットフォームに関する情報はこちらのEUのウェブサイトからご覧ください。

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