質問:
ADVICE-40-005-009では、「国内リスクアセスメントが承認されてから企業が管理木材検証プログラムをリスク指定に沿わせるのに、最大12ヶ月の期間が設けられる」とあります。多くの場合、これは企業による独自のリスクアセスメントで低リスクとなっていたのを、リスクナショナル・リスクアセスメントが指定する特定リスクに合わせることになります。このような場合、認証取得者は、1年の移行期限以前にリスク未特定地域について、FSC-STD-40-005 V2-1の附則3に則り現地検証を行う必要がありますか?
回答:
はい。FSCネットワークパートナー(日本の場合はFSCジャパン)によるリスク指定が承認されると、認証取得者はNRAの結果に基づき、リスクアセスメントを修正、更新しなければいけません。未特定リスクの地域についてはリスクアセスメントの承認後、FSC-STD-40-005 V2-1の附則3に基づく現地検証を行わなければならず、これは1年後の移行期限(NRAの承認から12ヶ月後)に先立ち完了している必要があります。
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