今回改定された「規範的文書の策定及び改定に関するFSC手順書」はFSCシステムの中でも極めて重要な文書で、以下の内容を定めています。

  • 方針、基準、手順の策定や改定の際にFSCが実施すべきプロセス
  • 一連のプロセスにメンバーやステークホルダーの活発な参加や関与を促すためのオプション
  • プロセスを巡る伝達や透明性に関する規定

新しくなった手順書は技術部会によって2年がかりで策定され、その間3度のパブリックコンサルテーションにかけられ、最終的に2013年3月にFSC理事会に提出、承認されました。

手順はISEALの社会・環境基準策定に関する適性実施規準(2010)に基づき、2008年FSC総会におけるメンバーからの提言(第35動議:基準の現実的な実施を可能にするFSC規準策定に関する公式手順の実施への動議)及び2011年FSC総会における提言(第36動議:認証機関、ナショナルオフィス、ASI監査員、認証取得者、認証取得予定者及び、その他ステークホルダーに向けたFSCシステムに関する年次方針マニュアル)に対応したものです。

本文書は発行を以て有効となります。


現在、FSCは「FSC規範的文書に関するステークホルダーガイド」を作成中で、数週間後の発行を予定しています。

手順書のダウンロード(英語)及びニュース原文はこちらから。
https://ic.fsc.org/newsroom.9.425.htm