FSCオーストラリアの最近の調査で、消費者にとってFSC認証の重要性が高まっていることが分かりました。
調査回答者のうち19%がFSCロゴを知っており、内訳を見ると若い世代での認知度が一番高いという結果でした。18歳から29歳の回答者の30%がFSCロゴを知っており、9%は非常によく知っていると回答しました。
また、大卒の回答者も高い認知度を示しており、28%がFSCロゴを知っている、6%はよく知っていると回答しました。
FSCオーストラリアCEOのAdam Beaumontは「オーストラリアにおけるFSCの活動の短さを思えば、FSCロゴの認知度がこれだけ高いことを嬉しく思います。」とコメントしています。
キンバリー・クラーク、クリネックスのようなよく知られたブランドやWWF、Planet ArkのようなNPOとのパートナーシップによりFSC認証製品は消費者の目に届くようになりました。
Beaumontは「FSCロゴをよく知っていると回答した人は、ただ知っていると回答した人よりもFSC製品を選んでくれる可能性が高く、FSCの市場におけるシェアを高めるために教育がどれだけ大切かを示しています」と続けています。オーストラリアにおけるFSCのブランド宣伝活動は、パートナーシップ、認証取得者へのサポート、魅力的なキャンペーンを通じた認知度の向上と信頼の獲得に力を入れています。
調査はWWFオーストラリアとキンバリー・クラーク・オーストラリアの協力の下2015年5月に実施され、18歳以上のオーストラリア人1072人が4つの質問に回答する形で情報が集められました。
元の記事(英語):https://ic.fsc.org/newsroom.9.1181.htm
