生態系サービス認証とは、炭素隔離、水源涵養、生物多様性保全といった様々な生態系サービス(森林の多面的機能)に関して、FSC認証林が程度好影響を与えているのかを定量化し、認証機関が評価・承認するというものです。証明された好影響によって、認証取得者は様々なマーケティングツールを用いて、投資を受けることや、新たな市場とつながることが容易となり、収入の機会が増えることが期待されています。
FSC生態系サービスのマーケティングツールは、生態系サービスの保全・向上効果を分かりやすく示すことができるため、生態系サービス市場において、公的機関、投資家、林産物調達組織や企業の信用を高めることにつながります。また、投資家がこれまで以上にFSC認証林に興味を持つきっかけを与えます。
今回コンサルテーションの対象となっている文書のひとつであるガイダンスは、生態系サービス認証利用のためのステップ・バイ・ステップガイドを提供し、FSC認証林の生態系サービスへの好影響を定量化する方法についていくつかの具体例を示しています。
生態系サービス認証に関心がある方は、この機会に是非ご意見をお寄せください。
コメント提出方法
FSCでは、パブリックコンサルテーションを「FSCコンサルテーションプラットフォーム」というオンラインフォームを用いて行っています。
こちらでは、コメント提出者がご自身で英語のコメントを「FSCコンサルテーションプラットフォーム」にてオンライン提出することが求められます。
同プラットフォームでは、最初にアカウントを作成する必要があります。
ページ下部にアカウント作成方法と回答方法を説明した資料を用意いたしましたので必要に応じてご覧ください。
すべての質問に答える必要はありません。回答したい質問にだけ回答すれば問題ありません。
記述式コメントの英訳が必要な方は、12月15日(金)までにFSCジャパン三柴(ctomimura@forsta.or.jp)までメールでお送りください。
英訳をメールでお返しいたしますので、ご自身でFSCコンサルテーションプラットフォームにご記入ください。
FSCコンサルテーションプラットフォームはこちら。
コンサルテーションのページにログインをすると、「Ecosystem services procedure」と「Guidance for demonstrating ecosystem services impacts」というパネルがありますので、そちらのParticipateというボタンをクリックしてください。Supporting documentsというセクションから今回の手順文書及びガイダンス文書ががダウンロードできます(英語のみ)。
回答期限は12月23日です。
元記事はこちら。
