Sofidel社は、イタリア、イギリス、スペイン、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクにおいて消費者向けティッシュペーパー製品すべてにFSCラベルを付けるという目標を発表しました。この目標は2016年のFSCフライデー及び同年11月のSofidel供給者持続可能性アワードにおいて発表されました。

2015年にSofidelグループは、製品に使用されているバージン繊維の99.97%が認証されたものであり、そのうち53.7%がFSCによって認証されたものであると報告しています。2017年には、紙製ハンカチ、キッチンペーパー、トイレットペーパーを含む新たな製品に「Forest For All Forever」ブランドマークを付けて販売が開始されました。
FSCイタリアの事務局長であるDiego Florianは次のように述べています。「Forest For All Foreverのブランドマークは、認証取得者が責任ある調達を通じて森林保全に貢献することをアピールするための強力なツールとしてFSCが作りました。私たちは、Sofidel社のこれまでに達成してきたこととだけでなく、製品上で「Forest For All Forever」ブランドマークを用いて消費者が積極的にバリューチェーンの一角を担うことができるようにしてくれていることを誇りに思っています。」

FSC認証は、Sofidel社の原材料調達方針に取り入れられており、世界の環境保護、生物多様性の維持や向上のために認証林が果たす役割が評価されています。方針には違法伐採や自然林からプランテーションへの転換に対する非難、そして持続可能な森林管理の支持、認証取得供給者の優遇が謳われています。
Sofidelグループ環境マネージャーであるRiccardo Balducci氏は次の様に述べています。「私たちにとって、世界で最も普及しているFSC CoC認証を取得することは、社会に広がり続けている持続可能な製品に向けた成長を続けるためのひとつのステップでした。私たちは、二酸化炭素排出量の低減と水資源保護に関する自主的方針であるWWFクライメート・セイバーズ・プログラム(気候救済者プログラム)への参加によって包括的な環境配慮を示しており、責任ある原材料調達はその一環です。」
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