2023年9月6日付で発行するADVICE-40-005-26によって、既存のFSC管理木材リスクアセスメントの有効期限が延長されます。これによってFSC-STD-40-005 V3-1に従って管理木材の調達をしている企業は、引き続き既存のナショナルリスクアセスメント(NRA)を使用し続けることが出来ます。
本アドバイスノートは2023年7月11日の指針運営グループからの勧告を受け、2023年8月30日にFSCマネージングディレクターによって承認されました。
FSC-PRO-60-002 V3-0およびPSU-PRO-10-002 V2-0に基づき、FSC管理木材リスクアセスメントは承認日から5年間の有効期限が設定されています。ほとんどのFSC管理木材ナショナルリスクアセスメントは2024年12月までに期限を迎えるにあたり、本アドバイスノートが作成されました。現在改定中のFSC-PRO-60-002a「FSCナショナルリスクアセスメントの枠組み」(改定後はFSC-PRO-60-002bとなる予定)の改定が終わり次第、各国のFSC管理木材リスクアセスメントは見直され、改定される予定です。本アドバイスノートにより、FSCナショナルリスクアセスメントが新たなものによって置き換えられるまでは、既存のリスクアセスメントが継続して有効であると考えられます。
本アドバイスノートはこちらからご覧いただけます(英語)。
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