このような状況においても、FSCの立場は変わらず、世界の森林の持続可能な利用、保全、復元、そしてすべての関係者の尊重を実現するためのビジョンを大切にします。

27年以上に渡り、FSCは会員や利害関係者が各地でお互いを尊重しながら対話を続け、合意形成をする参加型の意思決定プロセスを行ってきました。このことが世界中の責任ある森林管理を可能にし、森林に密接に関係している人々を守ることにつながります。

私たちは、厳格な森林管理規格を作り上げてきた市民社会と組織に寄り添います。私たちはFSCの価値を守るために可能な範囲でできることを行うことで、短期的そして長期的にこの難しい課題への効果的な対策を模索していきます。

私たちは、これまでFSCを信頼してFSCが現在の世界的な地位を築くことに貢献をしてきた企業、消費者、コミュニティのすべてが、今後も引き続きそのようにできることを保証します。

FSCでは現在ウクライナとロシアの状況について話し合っており、数週間以内にはウクライナそしてロシアに関する声明を発信する予定です。これらの決定においては、森林の保全とFSC制度の信頼性を守ることが重要視されます。

国レベルで実施されるFSC認証に関する決定は長期的な影響を伴うため、十分に検討を行い、すべての可能性を検証する必要があります。

FSCウクライナ事務局長Pavlo Kravetsのメッセージはこちら

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