FSC国際会員による最新のFSC原則と基準(P&C、FSC認証制度の一番の基礎となる規格)および国際標準指標の承認により、標準森林管理規格の地域適応(FSC-STD-20-002)も改定される必要が出てきました。この改定過程で、この規格は手順となり、認証機関が暫定国内規格を策定する際の要求事項を定めるものとなりました。国内森林管理規格(P&Cが国レベルで適用された規格)をもたない国では、認証機関がこうした暫定規格を策定する必要があります。

日本では、FSCジャパン主導で国内森林管理規格の策定が進められるため、暫定国内規格に関するこの手順が使われることはありません。日本国内での森林管理規格策定プロセスについては、こちらの記事をご覧ください。

「認証機関の作業を簡便化し、暫定国内規格の整合性が保てるよう、この手順には補助的なテンプレートがついています。」とFSC森林管理プログラムのDr. Pasi Miettinenは話しています。「認証機関は国際標準指標をたたき台として暫定国内規格を作ることになります。」

利害関係者、特に認証機関はこの第1回コンサルテーションプロセスに是非ご参加ください。

このコンサルテーションは2015年9月1日まで開かれており、詳細はPasi Miettinen (p.miettinen@fsc.org)までお問い合わせください。

草案および詳細はこちらからご覧いただけます。

元の記事:https://ic.fsc.org/newsroom.9.1191.htm