概要
組織とFSCの関係に関する指針は、許容できない活動に関わる組織からFSCの名誉や信頼性を守り、FSCに関わるすべての組織を保護することを目的とした、FSCのシステムの中での中核文書になっています。
この指針では認証範囲内だけでなく、認証範囲外の活動も含めて、組織とその関連会社が避けなければならない6つの許容できない活動が定義されています。
この指針は社会、環境、経済のバランスをとったワーキンググループにより2014年10月から改定作業が進められています。
第1回コンサルテーションの結果
以前、こちらのニュースでお知らせしました通り、2015年6月から9月にかけて第1回コンサルテーションが実施されました。寄せられたすべてのコメントはワーキンググループにより検討され、今回の最終草案へ反映されました。
第1回コンサルテーションの際には、この指針に付随する補助的手順文書として「FSCとの関係に関するデューデリジェンス手順(FSC-PRO-10-004)」および新たな仕組みを提案する、「FSCとの関係評価についての予防的指針」が同時に発行されました。これらへのコメントもそれぞれの補助的手順文書の改定作業へ反映されます。今回のコンサルテーションにはこれらの補助的手順文書は含まれていません。
第1回コンサルテーションで寄せられたコメントはすべてワーキンググループにより検討されましたので、今回は第1回とは異なるコメントを提出してください。
第2回コンサルテーションへの参加方法
今回のコンサルテーションのために次の資料が準備されました(すべて英語のみ):
- 「組織とFSCの関係に関する指針」草案第2版
- コメントフォーム
- よくある質問
- 主な変更点のまとめ
- ワーキンググループ会議報告書
- 第1回コンサルテーションで寄せられたすべてのコメントとFSCからのコメントへの回答
これらはすべてこちらのページからダウンロード可能です。更なる詳細については、この改定のコーディネーター、Karen Steer (k.steer@fsc.org)までご連絡ください。
上記のいずれかの資料について日本語への翻訳が必要な場合は、FSCジャパン冨村(ctomimura@forsta.or.jp)までご連絡ください。
元の記事(英語)はこちら
