FSC が CoC規格の構想段階コンサルテーションを開始。

FSCはCoC規格とそれに対応する認証機関向けの認定規格の改定を進めています。これらの規格では、FSC表示付きで販売される製品が、適切に管理された森林、管理原材料供給源、回収原材料またはそれらの混合物に由来することを保証しています。詳細については、プロセスページ(英語)改定ページ(英語)をご覧ください。

今回のコンサルテーションに含まれる規格は以下の通りです:

 

構想段階の一環として、FSCはパブリックコンサルテーション(意見公募)を実施し、関心の利害関係者に参加を呼びかけています。この構想段階では、改定作業中に取り上げることが提案されている主要なトピックと、検討のために必要な質問が含まれています。このコンサルテーションで得られる意見と結果は、作業部会への委託事項の策定を含む次の段階に反映されるます。扱われるトピックには例えば以下の内容が含まれます:

  • 中核的労働要求事項の拡大
  • 外部委託に関する明確化
  • モジュール方式による全てのCoC規格の統合
  • 評価のためのリスクに基づくアプローチ

改定の主なトピックに関する詳細は、こちら(英語)をご覧ください。
このコンサルテーションは、「構想段階報告書」に基づいて行われます。日本語第1版はこちら。


コンサルテーションは2024年8月16日から2024年10月15日まで行われます。英語またはスペイン語でのコンサルテーションへの参加はこちら、フランス語でのコンサルテーションへの参加はこちらをご覧ください。コンサルテーションへの参加とフィードバックの方法については、こちらのニュースをご参照ください。
このコンサルテーションを補足するため、FSCは利害関係者が、提案されている重要な変更点の詳細を知ることができるよう、スペイン語とフランス語の同時通訳付きウェビナーを4回開催する予定です。

参加ご希望の方は、以下のリンクから事前にご登録ください(ウェビナーの内容は同じです):

FSCジャパンによるオンラインセミナーのご案内

今回のコンサルテーションは、CoC認証規格改定プロセスにおける方向性を決める重要なステップとなるため、FSCジャパンでも9月中にオンラインセミナーの開催を予定しております。

詳細は後日ご案内いたします。