CoC規格は、FSC認証木材および非木材林産物製品を製造、加工、および取り扱う組織のための主要規格であり、2万9,000社以上の企業に影響します。このコンサルテーションの目的はCoC規格を見直し、合理化することであり、FSC認証製品として購入、表示、および販売されている原材料や製品が本物であり、表示が正確であることを証明するのにCoC規格が依然として妥当で有効であることを確認することです。
このコンサルテーションプロセスは、2011年のFSC総会で可決された、CoCに関する5つの動議に対応するものです。
- 動議38では、市場、環境、社会的観点からプレコンシューマー原材料のリスクと利点を評価する調査を行う要請がされました。この調査では、経済、環境、社会分会の意見が等しく反映されるように行われるものです。
- 動議43では、外から見え、その製品を特徴づける部品がFSC認証材ではなく、管理木材であるFSCミックス製品について、認証取得者が誠実かつ透明に説明ができるような指針の策定が求められました。
- 動議44では、CoC規格の改定と、小規模組織がCoC認証を取得しやすくなるようなツールとテンプレートの作成が求められました。
- 動議45では、CoC手順の改善を含む、FSCと小売業者との連携を強化するための障害と機会の検討が求められました。
- 動議46では、クレジットシステムの意図を明確にするよう要請がされました。
利害関係者の皆様には、この修正草案をご覧いただき、改善のためのご意見をご提出いただくようお願い申し上げます。
英語原文での規格の草案、討議資料および全ての関連情報はCoC改定プロセスのウェブページにてご覧いただけます(英語のみ)。
英語でのご意見は、こちらから文書をダウンロードいただき、2015年10月31日までに担当者まで送付してください。
日本語でのご意見の提出は、下記リンクからコメントフォームをダウンロードいただき、FSCジャパン指針・規格コーディネーター冨村ちさと(ctomimura@forsta.or.jp)まで10月16日までにご送付ください。
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元の記事(英語):https://ic.fsc.org/newsroom.9.1244.htm
