FSC-POL-30-001a V1-1 「非常に危険な農薬リスト」が更新されました。この更新は、既存の基準、指標、閾値や出典に基づき、FSC-PRO-01-001 「FSC要求事項の策定と改定の手順」に記載されている通りの迅速化された改訂プロセスを経て行われたものです。今回の更新の目的は、前回の更新以降に FSCが参照する国際的に認知された情報源における変更を反映することでした。
FSC-POL-30-001a V1-1 「非常に危険な農薬リスト」は、FSC-POL-30-001 V3-0 FSC 農薬指針の付属書 1 に規定された既存の基準に基づく化学農薬の危険性の評価結果を示すものです。基準に当てはまる化学農薬は FSC の制度において危険性が高いとみなされ、禁止、高度制限、または制限に分類されます。
今回の改訂では全部で 41 の変更がありました。これらは農薬の再分類や、該当する基準についての変更です。具体的な変更点は以下の通りです。:
- 4種類の農薬の追加
- 5種の農薬の削除
- 8種の農薬の再分類
- 他の分類への再分類を伴わない、該当する基準の変更が24件
これらの変更点は、コンサルテーション用に送付されたドラフト1-0の "変更履歴 "で確認できます。この文書は、コンサルテーション報告書などの他の関連文書とともに、FSC Connectのこのプロセスの専用ページにアップロードされています。
新しいFSC-POL-30-001a V1-1 非常に危険な農薬リストは、FSC文書センターからダウンロードいただけます。
また、このページ下のリンクからもご覧いただけます。
本規格更新に関する日付:
公開日:2024 年 4 月 1 日
発効日:2024 年 7 月 1 日
移行終了日:2026 年 1 月 1 日
改訂プロセスに関するニュースは、FSC コネクトの専用プロセスページでご覧いただけます。
日本で使用されている農薬についてはこちらの「農薬指針」のページから詳細がご覧いただけます。こちらのページで既に記載されている日本で使用されている農薬の中では、これまで制限付きとなっていた除草剤、ゴーゴーサン粒剤等に含まれるペンディメタリンが今回の更新でリストから削除されました。
この規格やプロセスに関するご質問は、forestmanagement@fsc.orgにお送りください(英語のみ)。日本語のご質問はFSCジャパンのお問い合わせフォームからお送りください。
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