背景
こちらのニュースでお知らせした通り、2023年7月1日に委託先企業の中核的労働要求事項の評価に関するアドバイスノートが発効しました。アドバイスノート発効以降に、利害関係者から寄せられたフィードバックによって、FSCはアドバイスの履行にはもう少し時間が必要だということを認識し、この度アドバイスノートを改訂し、移行期間を設けることとしました。
次のステップ
FSCは、労働者の権利を尊重する最も厳しい森林認証制度としての姿勢を貫き続けます。これは外部委託活動においても例外ではありません。本アドバイスノートは認証機関間の審査レベルを揃え、制度横断的な公平性を保証する目的で作成されました。今回設けられた移行期間を活用し、FSCは以下の活動を行う予定です:
- 特定4か国の審査員に向けたトレーニングの実施。
- 2023年10月にFAQの更新版を公開。
- FSC認証サプライチェーンにおける中核的労働要求事項の実施と審査に対するリスクに基づくアプローチの適用。
- 2023年11月後半から12月にかけてオンラインセミナーの実施。
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改訂版のCoCディレクティブは以下からダウンロードいただけます。