こちらのニュースで、ロシアとベラルーシのFSC認証材を排除する決定を発効させるためのFSC要求事項の更新および「よくある質問」の公開をお知らせしましたが、この度FSCでは寄せられた様々な意見を反映して、追加のアドバイスノートを発行しました。

ADVICE-20-011-14:4月8日の認証一時停止日前に販売されたけれども出荷がされていない原材料のための監査

通常、認証取得者が認証状態を失った際にまだその組織のCoCシステムを離れていない製品は、認証製品として扱うことができなくなります。本アドバイスノートは、ロシアの認証取得者が認証一時停止前に臨時監査を受けることで、認証原材料と管理木材原材料を在庫化することを認めるものです。これによってロシア国外に所在するCoC認証取得者が、認証機関による証拠文書の発行を基に、認証一時停止前に出荷ができずに在庫化された原材料について、認証原材料または管理木材原材料として使用することができるようになります。

FSC-DER-2022-002:4月8日の認証一時停止日前に購入したけれども出荷されていない原材料の使用

本特例は上記のアドバイスノートを補完するものです。ロシアの認証供給者から購入した原材料が、認証一時停止日後に出荷された場合でも、請求書に記載されているFSC表示に基づき使用できるようにした特例です。この特例が適用されるためには、当該原材料が認証一時停止日以前に製造されたものであることを証明する認証機関発行の証明が必要です。

FSC-DER-2022-002:ロシア、ベラルーシ、ウクライナの認証に対する認定管理料(AAF)徴収免除

今回の認証一時停止は、認証取得者の個々のパフォーマンスに基づくものではなく、認証取得者の管理が及ばない原因に基づくものであることからFSCは、ロシアの認証取得者のAAFは2022年第二四半期から徴収しないことを決定しました。ベラルーシについては、ASIがそのサービス提供範囲からベラルーシを削除し、またFSC-ADV-20-001-12によって、ベラルーシの認証は2022年4月8日までにすべて取消されることから、ベラルーシで活動する認証機関の財務リスクを考慮し、2022年第二四半期のAAFは徴収しないことを決定しました。

FSCは、更にウクライナのすべての認証取得者のAAFを、認証状態によらず2022年第二四半期は徴収しないことを決定しました。

またこれらの追加措置やこれまでに寄せられた様々なコメントを基に、「よくある質問」が修正され第2版になりました。更なる明確化や変更が含まれますので、以前の「よくある質問」をご覧になられた方は、必ず第2版もご確認ください。新規のと修正された質問にはタイトルの頭に(新規)、(修正)とつけられています。

元記事はこちら

ロシアとベラルーシ の現状についてよく ある質問第3版
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ロシアとベラルーシ の現状についてよく ある質問第3版

2022年4月8日以前にロシアから購入したFSC認証材や管理木材の扱いについてなど、よくある質問とその回答が示されています。

こちらは、2022年3月10日に公開された第1版の更新版である2022年3月31日付の第3版です。

2022年3月18日付の第2版から修正されたものには(修正)と書かれており、新規のQ&Aには(新規)と書かれています。