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Wednesday, 28 October 2015
FSCがベトナムラバーグループとの関係断絶

FSCがベトナムラバーグループとの関係断絶 (© FSC A.C.)© FSC A.C.

カンボジアにおける許容できない活動の証拠に基づき、ベトナムラバーグループの認証を取消し。


ドイツ、ボン(2015年10月26日) – FSCは本日付けでベトナムラバーグループ(以下VRG)との関係を断絶します。この決定は今年8月のFSC国際理事会で下されたものです。この関係断絶によりVRGの取得しているすべてのFSC認証は本日より3ヶ月後に取消されます。

この決定は、中立な苦情処理パネルによる詳細な調査の結果、VRGの子会社がカンボジアの非認証林において「組織とFSCとの関係に関する指針(FSC–POL–01–004)」で定められている許容できない活動を行なったと結論付けられたことによります。VRGによるカンボジアでの許容できない活動には次が含まれます:

  • 違法伐採および違法伐採材やその製品の取引
  • 伝統的権利および人権の侵害
  • 高い保護価値(HCV)の破壊
  • 森林のプランテーションまたは森林以外の土地利用への転換

この調査は2014年9月にグローバル・ウィットネスから提出された正式な苦情に基づき実施されました。苦情内容はVRGの非認証林におけるラバープランテーションが環境とカンボジア、ラオスの人々の生活に悪影響を与えているというものでした。

FSC事務局長のKim Carstensen は次のように述べました。「FSC認証取得者と関係を断絶するという決定は常に難しいものですが、FSCの完全性と信頼性を守ることを優先しなければなりません。FSCの価値を貶める活動の証拠が提示された場合、厳格な「組織とFSCとの関係に関する指針」および緻密かつ中立な争議解決制度により、これらの活動が見落とされないことが保証されています。一方で、VRGがFSCとの関係断然角解消に向けた対話を継続することに関心を示していることは歓迎すべきです。この対話を通じて企業の活動が環境や地域社会に良い影響を与えられるように導いていくことが私たちの使命です。」

FSCは、VRGとの関係断絶解消を検討するために必要な最低条件を定めました。この最低条件や本件に関するより詳細な情報はこちらからご覧いただけます(英語のみ)。


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