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Tuesday, 15 April 2014
管理木材戦略の構築

管理木材戦略の構築 (© FSC A.C.)© FSC A.C.

FSCは今後10年間の管理木材に関する戦略を構築することを決定しました。現在FSCが行っている調査や、管理木材基準の変更を踏まえて、正式な戦略は2015年に立てられる予定です。


現在7,000を超える認証取得者が管理木材の取扱を認証範囲に含めており、管理木材の導入によりFSCが大きく成長したことは疑う余地がありません。しかし、1997年にパーセンテージシステムと同時に管理木材のコンセプトが導入されて以来、正式な管理木材戦略や方針が作成されていません。

方針や戦略が不在の中で管理木材基準が何年にも渡り発展してきたことにより、管理木材の仕組は複雑で理解が難しいものになってしまいました。FSCはこのような問題認識の中で2011年中旬から管理木材プログラムの評価を行ってきました。

2011年のFSC総会では管理木材は幅広く議論され、動議番号51番の承認へつながりました。この動議の内容は、管理木材の仕組を改正し、制度を強化するというものです。しかし、この際にも改正過程のガイドとなる短期戦略を作成しませんでした。

管理木材の仕組の改正過程において、環境、社会、経済のバランスを取った専門委員会が任命され、戦略的かつ技術的なインプットをしていますが、より根本的な管理木材ビジョンや戦略が不在の中、これらのインプットをすることが難しいということが判明しました。また、利害関係者だけでなく専門委員の間でも管理木材に対する意見が異なり、期待する厳密さのレベルに差があることも分かり、管理木材戦略が必要だということが2013年11月の第64回FSC理事会で認識されました。

そこで、2014年末までに完了する見込みである、動議番号51番に基づく管理木材基準の改正後、現在FSCが行っている調査や、管理木材基準の変更を踏まえて、正式な戦略を構築することを決定しました。また、戦略構築にあたり、利害関係者からのフィードバックを受け付ける機会を数多く設ける予定です。


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