テクニカル・アップデート


Sunday, 27 August 2017
管理木材ナショナルリスクアセスメントについての意見公募始まる

CoC認証取得者がFSCミックス製品の原材料として日本国内から非認証原材料を調達し、管理木材として扱う際に使用される、日本国内ナショナルリスクアセスメントの草案がこの度公開されました。皆さまからの意見をお待ちしております。


このナショナルリスクアセスメントは、FSC-STD-40-005 「FSC管理木材調達のための要求事項」に基づき、日本国内から非認証原材料を管理木材として使用する全てのCoC認証取得者が原産地のリスクアセスメントとして使用することになるものです。

このリスクアセスメントは、FSC手順FSC-PRO-60-002 V3-0「FSCナショナルリスクアセスメントの策定と承認」及びFSC-PRO-60-002a V1-0 「FSCナショナルリスクアセスメントの枠組み」に基づき、環境、社会、経済のバランスのとれたワーキンググループでの議論を経て、策定されました。日本全国を対象に、FSCが許容しない以下の5つの森林管理に由来する木材(管理木材カテゴリー)が調達されるリスクを評価したもので、日本の原産地としてのリスク評価となります。

1. 違法に伐採された木材
2. 伝統的権利、人権を侵害して伐採された木材
3. 高い保護価値を有し、その価値が施業活動によって脅かされている森林で伐採された木材
4. 天然林の転換を目的とした伐採によって搬出された木材
5. 遺伝子組み換え樹木が植えられたエリアから伐採された木材

より正確で偏りのなく日本の実情を反映したナショナルリスクアセスメントにするため、8月28日(月)から10月27日(金)までの60日間、皆さまから幅広い意見を募集いたします。下のリンクからダウンロードしたコメント提出フォームに必要事項をご記入の上、10月27日(金)までに郵送、Eメール添付、またはファックスで以下の連絡先、担当三柴までお送りください。

送付先
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-4-4武蔵ビル5F
日本森林管理協議会 
指針・規格コーディネーター 三柴ちさと
Fax: 03-6701-7646
Email: ctomimura at forsta.or point jp

なお、いただいたコメントは、今後、報告書などで公開する可能性があります。非公開をご希望の方は、その旨コメント提出の際お知らせください。


今後の予定
パブリックコンサルテーション後、いただいた意見はワーキンググループ内で検討されます。その後、ワーキンググループ及びFSCジャパン理事会での承認を経、本部理事会での承認は2018年第2四半期(4~6月)を予定しています。NRAは承認され次第発効し、その後6か月の移行期間が設けられます。

NRAは5年間有効で最低5年後には内容を見直すことになりますが、必要に応じてそれまでに見直すことも考えられます。



© Forest Stewardship Council® · FSC® F000218