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Tuesday, 28 November 2017
管理木材規格の移行に伴う監査ルールの修正

Controlled Wood (© FSC GD)© FSC GD

この度、FSCはFSC COC評価に関するディレクティブにおいて、新たなアドバイスノート(FSC-ADV-20-011-09)を発行しました。このアドバイスノートは、FSC-STD-40-005の第2-1版から第3-1版への移行に伴う監査ルールについて規定しています。


新しいアドバイスノートの内容は?

FSC-ADV-20-011-09の詳細は以下に記していますが、端的に言うとFSC-STD-40-005の旧規格から新規格への移行期間は、2017年12月31日までですが、移行のための監査は2017年12月31日までに計画・開始されていれば、終了日は2018年3月31日まで遅れても良いというものです。ただし移行期間が延長されたわけではありません。

以下は、アドバイスノートの参考訳です:

1. 以下の要求事項をすべて満たす場合、規格FSC-STD-40-005第3-1版に基づく認証取得者の審査・監査については、FSC-PRO-01-001第3-1版の12.3項に定められている移行期間に関する要求事項を満たすものとする:

a) 認証機関が、2017年12月31日までにFSC-STD-40-005第3-0版または第3-1版の規格に基づく審査の認定を受けている。

b) 2017年12月31日までに、監査計画が顧客と共有されている(FSC-STD-20-001第4-0版の4.3.5項参照)。

c) 2017年12月31日までに、監査チームが任命されている(FSC-STD-20-001第4-0版の4.3.6項参照)。

d) 利害関係者への聞き取りが必要な場合、2017年12月31日までに開始している(FSC-STD-20-011の6.1項参照)。

e) 監査終了日が最も遅くても2018年3月31日までである。

2. 本アドバイス第1項の実施が、FSC-STD-20-001第4-0版の4.7.1項に定められている年次監査スケジュール順守の妨げとなる場合、本アドバイスはFSC-STD-20-001第4-0版の4.7.1項に優先する。

3. 認証機関は、FSC-STD-40-005第3-1版に基づく審査・監査によって発行された重大な不適合に対処するための期間を、2018年6月30日まで延長してもよい(FSC-STD-20-001第4-0版4.3.16項参照)。

注:これは、既に実施されている審査・監査にも適用される。

FSC-STD-40-005第2-1版(旧規格)に基づき発行されている認証書は、2018年6月30日(移行期間終了日から6ヶ月後)に、追加通知なしに(FSC-PRO-01-001の12.5項参照)、FSCによって無効として扱われる。

注:上記によって、FSC-STD-20-001第4-0版の4.3.16項に定められている重大な不適合を是正するための最大期間である6ヶ月が短くなることもある。

これは認証取得者にとってはどのような意味を持つの?

このアドバイスによって、規格移行のための監査終了日まで余裕ができましたが、旧規格(第2-1版)の下で発行された認証は2018年6月30日に自動的に失効します。まだ移行監査を受けていない認証取得者は、今年の年末までに監査計画が決まり、来年3月末までに監査が終わるように認証機関とご調整ください。

新しいアドバイスノートを含むディレクティブはこちらからご覧いただけます(英語のみ)。

元記事はこちら


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