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Tuesday, 05 March 2019
EUエコラベルの新基準

男女平等

欧州委員会は、グラフィック紙、ティッシュペーパー、ティッシュ製品に関するEUエコラベル新基準を公開しました。これには、FSCラベルのように、使用されている木質繊維の原産地に関する厳しい要求事項が含まれています。今回の決定によって欧州委員会は、林産物を含む幅広い製品の持続可能な資源管理に向けたさらなるステップを踏み出しました。


EUエコラベルは26年に渡り存在し、特定の製品について環境配慮を謡うための重要なツールとなりました。コピー用紙・グラフィック紙およびティッシュペーパーは特にエコラベルの使用が根付いている製品です。

今年まで、EUエコラベルの持続可能な森林管理に関する要求事項は控えめであり、十分に策定されていませんでしたが、コンサルテーションの際のFSCによる徹底的な関与もあり、この状況が少し変わりました。新基準では生産者に森林認証取得(FSC、PEFCまたは同等規格)を求めており、製品には少なくとも70%の認証材かリサイクル原材料が使用されていなければならず、また残りの部分も管理木材でなければなりません。FSCラベルとEUエコラベルという信頼性の高いラベルが同時に使用されることで、消費者に対して持続可能な調達がされた環境配慮製品を自信をもって伝えることができます。

今回の新基準の公開は、2014年から始まった森林認証制度のラベリング要求事項等の整合性向上のための取り組みに基づいています。この取り組みにより2014年には加工紙、2016年には木製家具、2017年には木製フローリングの基準も同様に改定されています。家具とフローリングの場合、対象にはコルク、竹が含まれ、また家具にはラタン(籐)が含まれます。2016年には履物に関しても木質およびコルク部分について70%以上を認証材由来とすることが定められています。

2020年以降、新聞紙を含む印刷用紙についても(グラフィック紙の新基準に基づき)、同様の措置が取られる可能性が高いです。
吸水性生理衛生用品(フラッシュパルプ)と織物(ビスコース)についても、生産者の認証取得に関する要求事項を導入しており、製品の25%以上を認証材かつ残りを管理木材で作らなければいけないとされています。

詳細はこちらをご覧ください(英語のみ)。

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