テクニカル・アップデート


Wednesday, 01 April 2020
FM国内規格策定プロセスに関する決定

Technical Updates

FSC国際理事会では、いくつかのFM国内規格の承認をFSC事務局内の新しいグループへ委任することを決定しました。また国際標準指標(IGI)第2-0版のFM国内規格への反映期限を見直しました。


FM国内規格(NFSS)承認手続きの効率化

2019年11月の理事会において、2020年からはいくつかのFM国内規格の承認をFSC事務局内の新しいグループである指針運営グループ(Policy Steering Group, PSG)に委任することが決定されました。この決定はFSCグローバル戦略計画2015-2020の基準文書の枠組みを効率化するという目標に沿っています。

PSGによる承認の対象となるFM国内規格(NFSS)は以下のものを含みます:

  • 複雑ではないNFSS。現在FSC事務局において関係者とともにNFSSの複雑さを定義するための基準を作成中です。
  • 暫定規格。これには非木材林産物規格も含みます。暫定規格はNFSSの存在しない国において、認証機関によって策定される規格です。

FSC事務局は、上記の決定を反映するよう「FSC-PRO-60-007 暫定国内規格の構成、内容及び策定」を更新しました。PSGによる承認作業は2020年3月から始まります。

IGI第2-0版のNFSSへの反映の効率化

FSC理事会はIGI(FSC-STD-60-004)の第1-0版を2015年に承認しました。その後、他のFSC文書とともにILO中核的労働基準、原生林景観、FPIC(自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意)を反映したIGI第2-0版が承認されました。IGI第2-0版は2018年7月1日に発効し、その時点で既にIGI第1-0版に基づくNFSSが完成していた、またはNFSS草案の第2回パブリックコンサルテーションまで進んでいた場合は、2020年6月30日までにIGI第2-0版に基づく内容にNFSSを更新しなければいけないとされていました。

一方、この期限を守ることが難しい状況も出てきました。IGI第2-0版の反映のためには、通常の5年ごとの規格改定サイクルと別に、国内規格策定グループ、ナショナルオフィス、事務局、PSCなどの人的、金銭的リソースを確保しなければなりません。このため、FSC理事会はNFSSへのIGI第2-0版反映を、次回の通常NFSS見直し期間に実施してもよいという決定を下しました。

FSCでは現在、この決定を裏付けるためのアドバイスノートを作成しております。

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