テクニカル・アップデート


Tuesday, 02 February 2021
空からのFM監査:FSCがGISポータルを開発しました。

Technical Updates

この度FSCは、森林管理(FM)審査員のためのGISポータルを開発しました。


このポータルは、森林に関する地理空間情報と最新の衛星データを合わせて地図上で確認できるツールです。このポータルを用いることで、FM審査員はより簡単にっ審査準備ができ、現場審査で訪問する地域の選択に役立てることもできます。

この客観的なデータを提供するツールを用いることで、審査過程の一部を事前に行い、審査当日は社会的な側面、管理システム、林内で行われていることなどの地理空間情報と衛星データでは確認ができない項目に注力することができます。

森林に訪問をする前に、変化を発見できる

このポータルではメリーランド大学が提供しているオープンソースの地理空間データ等を含む、以下のレイヤーが利用可能です:

  • 森林被覆の消失
  • 手つかずの原生林景観
  • 保護地域
  • 先住民族及びコミュニティの土地
  • 水系
  • 認証取得者から自主的に提供された認証林境界のデータ*

*(認証取得者から認証林境界データが提供されていない場合でも、FM審査員が暫定的に認証林境界データをアップロードするか境界を書き込むことができます)

これらのデータセットを衛星画像に重ね合わせることもできる

地理空間データと衛星画像を重ね合わせることで、審査員は特定の期間に、対象地域に起こった変化を確認することができます。
この分析を特定のFSC要求事項と紐づけて行うことで、要求事項に関する変化の分析が可能となります。
例えば、基準6.7の「自然な河川や渓流、湖沼、川岸地帯の保護または復元」と紐づけて確認をする場合、水辺での変化に注目をする必要があるので、水資源に近い地域を集中的に確認します。

現時点では、FSCのGISポータルは認証機関だけが使用可能ですが、今後開発が進むにつれて機能の充実と利用者の拡大が図られる予定です。

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